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エヌエフ43製作室2017 セフィニ

魅惑の世界 1/43ミニカー作り

 
Category: らくがき  

横顔

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お次は久々にタメオのニューマシーン。

長らく内臓付きの国産キットをいじっていたせいか、このタメオのニューキットが凄くシンプルに見えて、とても新鮮な気分になれる。

さて、タメオといえば「カメオ」。
いやいや、タメオとは全く関係ないけど、きょうは「カメオ」のお話し。

時は、ちょうど35年前のゴールデンウイーク中のある日。エヌエフ青年(少年?)は本州最北のある街を訪れていた。ようやく本格的な春を迎えようとしているそこの空気を初めて吸う気分は、爽やかさと同時に、なんらかの大きな高揚感と緊張感に満ちていた。

最はての駅を降りてから何時間が過ぎていたころだろう、エヌエフはある女性の部屋に居た。この女性が誰なのか、どういう関係の人物かは、ここではバッサリ割愛する。(説明がめんどくさいので^^;)

彼女が他用の最中、手持ち無沙汰のエヌエフは、部屋の中を何気なくキョロキョロ見回す。シンプルなドレッサーの脇に置かれた小物入れの中、いくつかのアクセサリーの中に、人の横顔がデザインされたブローチがあるのが見えた。

「ミロのヴィーナス」のような(そのときのエヌエフにはそう見えた)その横顔の付いたブローチは、何だかとても高貴で崇高な物に見えた。20歳を超えたばかりの若僧には、とてつもなく遠い存在のような。

食事をしながら聞いてみた。
「あのヴィーナスみたいなブローチ、高そうだね」
「うーん、まぁね・・・ えっ!見たの!?」
「見たんじゃない、見えた」
「ま、別にイイんだけど・・・ これ、カメオっていうの、知らない?」

「カメオ」なんて、まさしく見たことも聞いたこともない。その時の彼女の説明によれば、人の手で彫って作られた宝飾品の一種で、材料が本物の貝殻なので、結構なお値段だとか。そして彼女、引き出しの中からほかにもいくつかのカメオを取り出し、「これは全部右向きだけど、左向きだともっと高いんだよ」とかの説明も付け加えていたような気がする。

「へぇ~、そうなの」と返すしかないエヌエフの心中では、そのときから、何だかとても彼女が遠い存在に思えてならなかった。自分だけが知らないのか、同年代の男なら知っていても当然な物なのか。カメオを語る彼女の横顔を見ながら、しばらくはその事で頭が一杯になっていたことを、今でもはっきり記憶している。

このエピソードが、今後この二人の関係にどう影響したか・・・
あえてここでは書かない。(とてつもない長いお話しになってしまうので^^;)

「タメオ」の小箱をあけた今日。
「カメオ」の白い横顔を想い出した日。

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プロフィール

エヌエフ

Author:エヌエフ
クルマやモータースポーツにはまるで弱いのに、マニア向けのミニチュアカー作りを生業とする、チョッと変わった人生を送っています。
なぜか自転車好きでこちらの方面では、今でも熱く語ります。

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