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エヌエフ43製作室  2017 ヌキテパ

魅惑の世界 1/43ミニカー作り

 
Category: らくがき  

公平性

名張毒ぶどう酒事件 再審認められず

新証拠に証拠の価値がない… すごい判断である。ある意味、司法的根幹をも揺るがしかねない大ごとではないだろうか。個人的予想としても、全くの逆であったため驚きは隠せない。当地名古屋では地元での事件ともいえるので、この事件に関してテレビラジオや新聞など、メディアでの扱いはより大きなものとなっているようだ。しかしこの種の報道でいつも気になる事がある。

『冤罪』ありき… 司法当局の大きな過ち… 検察側イコール悪… どの報道メディアの伝え方も、こうした論調が色濃く感じられるのは私だけなのだろうか。マスコミはこうしたスタンスを取ることが正義だと考えているのだろうか。あまねく公平性を持ち、正しい事を正しく伝えるのは言うまでも無くマスコミの使命である。それを思えば余計に冤罪ありきの論調に疑問が沸く。

過去にいくつかの冤罪事件を見るたび思う。長く審判の俎上に乗せられ、その経過により冤罪が疑われ出す。そうすると当然「彼はやっていない」「彼は無実の罪を背負わされている」「検察・司法の愚行」…等々。こんな論調となる。 しかし本来ならこれと同時に「真犯人は他にいる」という点を追求すべきではないのだろうか。

無論、長年に「渡り犯人は捕らえられている」のだから、今さらそんな…というムードになるのは当然かもしれない。ましてや時効期限も過ぎていれば尚更であろう。しかしそこを追求するのがメディアの真骨頂と言えるのではないだろうか。「ペンは剣よりも強し」…この気概を持ってすればその意欲が沸いて来ない方がおかしい。

もう一度云う。今回のこの司法判断を個人的に容認するものではない。しかし一方で、この判断こそ正義であり、自らを納得させる大きな理由となり得る人たちがいる。これは云うまでも無くこの事件の被害関係者である。テレビ報道でも僅かではあるがそうしたコメントを寄せる関係者の話が流れた。しかし、これでマスコミが、マスコミとしての公平性が保たれたと考えるなら、これは少し違うと思う。

一個人が、こんなブログの上で一言二言しゃべったことで、なんらこの世の流れに影響するようなことはない。しかし一番良くないのは「無関心」であることだと思っている。予断と偏見に満ちた報道を、少し斜めから覗き込むのは私の個人的趣味である。そしてまた予断と偏見を持ちつつこうしてブログを書くのも私の個人的趣味である。もう一度云う。無関心でいるのではなく大きな関心を持ち続ける。これが大事。

一般国民の多くは「見せられるもの」に弱い。それは「見よう」とする気力に勝る。つまり新聞を読むという事は能動性であり、テレビラジオを見聞きするのは受動性である。現代社会では放送メディアにおいて煽動的プロパガンダは行われないはずである。しかし現代社会ではその受動性こそが大半を占めるがゆえに、そういった偏った方向にも行きかねない。

話を戻すが、発生から50年以上もの歳月が経過しても、なお且つこうしてこの事件が注目される理由は、『冤罪』である可能性が否定できないからであろう。ただ、各メディアがそれを充分に踏まえた上でこうした報道形態を取るのであるなら、もう少しその裏側の部分も糾弾して、全ての受け手に対して公平であり続けねばならないのではないだろうか。

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Author:エヌエフ
クルマやモータースポーツにはまるで弱いのに、マニア向けのミニチュアカー作りを生業とする、チョッと変わった人生を送っています。
なぜか自転車好きでこちらの方面では、今でも熱く語ります。

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